近年、上下水道施設におけるコンクリート構造物が、化学工業の著しい発展及び上下水道施設の普及により、工場廃水、浄化槽、薬品槽などの液に浸食される機会が多くなり、またコンクリート構造物の中性化、塩害、アルカリ骨材反応による耐久性が問題になってきております。特に、下水道施設においては施設内で生成する硫化水素に起因する硫酸によるコンクリート構造物の腐食対策が重要であり、長期耐久性を確保するための材料を含む推奨工法及び高いレベルの施工管理が求められております。
平成元年、建設省、日本下水道事業団の適切なるご指導の下、全国81社の施工業者及び材料メーカーが大同団結して本協会が発足いたしました。その後16年間にわたり上下水道のエポキシ工事に対する当協会の特長を官庁並びに設計会社等にPRし、会の普及に努めてまいりました。
現在、材料メーカー12社、施工業者51社の62社で協会運営を行っております。 上下水道施設の防食工事が伸び悩んでいる厳しい経済環境の中で、日本下水道事業団が掲げる10年間の性能品質の確保に対し、当協会では日本防食協議会と連携して施工業者、材料メーカーが一体となって材料、工法、並びに施工管理の面から前向きに取り組んでおります。